Vision Tool
Vision Tool は、マシンビジョン検査に使うビジョンオブジェクト(Vision Object)を設定・管理する画面です。Vision Tool 設定から開き、カメラ・イメージ・検査ツールを一か所で定義してビジョン検査の構成を整えます。
画面は左の種類別リストセクションと右の編集フォームで構成されます。左でカメラやツールを選択すると、右にその種類の設定フォームが現れ、フォームで値を入力して項目を追加・修正・削除する流れで作業します。
左 — リストセクション
左には、ビジョンオブジェクトを種類別に分けた 4 つのカードセクションが縦に並びます。各セクションのリストで項目を選択すると、右の編集フォームがその種類に切り替わります。
| セクション | 対象 |
|---|---|
CAMERA | 映像を取得するカメラ。 |
IMAGE | 検査に使うイメージ。 |
VISION SYSTEM TOOL | システム範囲のビジョン検査ツール。 |
VISION JOBFILE TOOL | ジョブファイル(Job File)ベースのビジョン検査ツール。 |
右 — 編集フォーム
右には、左で選んだ種類に応じてカメラ・イメージ・ビジョンツールのいずれかの設定フォームが表示されます。各フォームの下部には Add・Set・Delete ボタンがあり、入力した値で項目を追加し、選択した項目に適用し、項目を削除します。
CAMERA CONFIGURATION
カメラを定義するフォームです。カメラ名とドライバ、映像取得の対象、接続情報を指定します。
| フィールド | 内容 |
|---|---|
CAMERA NAME | カメラ名。 |
CAMERA DRIVER | 使用するカメラドライバ。 |
CAMERA CLASS TYPE | カメラのクラス種類。 |
GRAB IMAGE | 取得したフレームを受け取るイメージ名。 |
CAMERA ID | カメラ識別子(例:IP アドレス)。 |
CAM FILE | カメラ設定ファイル。 |
Enabled | カメラを使用するかどうか。 |
Flip | 映像の左右(FlipX)・上下(FlipY)反転。 |
IMAGE CONFIGURATION
検査に使うイメージを定義するフォームで、IMAGE NAME・IMAGE DRIVER・IMAGE CLASS TYPE を指定します。カメラから取得したフレームを名前付きのイメージとして管理し、ツールから参照できるようにします。
VISION TOOL CONFIGURATION
ビジョン検査ツールを定義するフォームです。ツール名とドライバ、検査タイプ、そしてツールが検査するイメージを指定します。
| フィールド | 内容 |
|---|---|
TOOL NAME | ツール名。 |
TOOL DRIVER | ツールドライバ。 |
VISION TOOL TYPE | 検査タイプ(例:Find)。 |
VISION TOOL CLASS TYPE | ツールのクラス種類。 |
TOOL LINK IMAGE | ツールが検査する対象イメージ。 |
保存
画面下部の SAVE ボタンで編集したビジョンオブジェクト構成を保存し、RESTORE ボタンで最後に保存した状態へ戻します。フォーム単位の Add・Set・Delete で項目を整えたうえで、全体の構成を SAVE で確定します。
ドライバ・画面の連携
ここで指定するカメラ・ツールドライバは、Project Driver と System Driver の Cameras・VisionTools 項目として登録されたドライバを使用します。つまり、ドライバ自体はドライバ画面で登録し、この画面ではそのドライバを使う検査ツールを構成します。
検査結果は運転画面のビジョン表示コントロールへ出力されます。画面にビジョン結果を配置する方法は View Module を参照してください。
操作の流れ
- 左で構成する種類(カメラ・イメージ・ツール)のセクションを選択します。
- 右のフォームで名前・ドライバなど必要な値を入力します。
Addで新しい項目を追加するか、既存の項目を選んでSetで適用します。- ツールフォームの
TOOL LINK IMAGEで、ツールと検査対象イメージを紐づけます。 - 構成を終えたら
SAVEで保存します。