GUI マニュアル · Chapter 37

Vision Tool

Vision Tool は、マシンビジョン検査に使うビジョンオブジェクト(Vision Object)を設定・管理する画面です。Vision Tool 設定から開き、カメラ・イメージ・検査ツールを一か所で定義してビジョン検査の構成を整えます。

画面は左の種類別リストセクションと右の編集フォームで構成されます。左でカメラやツールを選択すると、右にその種類の設定フォームが現れ、フォームで値を入力して項目を追加・修正・削除する流れで作業します。

左 — リストセクション

左には、ビジョンオブジェクトを種類別に分けた 4 つのカードセクションが縦に並びます。各セクションのリストで項目を選択すると、右の編集フォームがその種類に切り替わります。

セクション対象
CAMERA映像を取得するカメラ。
IMAGE検査に使うイメージ。
VISION SYSTEM TOOLシステム範囲のビジョン検査ツール。
VISION JOBFILE TOOLジョブファイル(Job File)ベースのビジョン検査ツール。

右 — 編集フォーム

右には、左で選んだ種類に応じてカメラ・イメージ・ビジョンツールのいずれかの設定フォームが表示されます。各フォームの下部には AddSetDelete ボタンがあり、入力した値で項目を追加し、選択した項目に適用し、項目を削除します。

CAMERA CONFIGURATION

カメラを定義するフォームです。カメラ名とドライバ、映像取得の対象、接続情報を指定します。

フィールド内容
CAMERA NAMEカメラ名。
CAMERA DRIVER使用するカメラドライバ。
CAMERA CLASS TYPEカメラのクラス種類。
GRAB IMAGE取得したフレームを受け取るイメージ名。
CAMERA IDカメラ識別子(例:IP アドレス)。
CAM FILEカメラ設定ファイル。
Enabledカメラを使用するかどうか。
Flip映像の左右(FlipX)・上下(FlipY)反転。

IMAGE CONFIGURATION

検査に使うイメージを定義するフォームで、IMAGE NAMEIMAGE DRIVERIMAGE CLASS TYPE を指定します。カメラから取得したフレームを名前付きのイメージとして管理し、ツールから参照できるようにします。

VISION TOOL CONFIGURATION

ビジョン検査ツールを定義するフォームです。ツール名とドライバ、検査タイプ、そしてツールが検査するイメージを指定します。

フィールド内容
TOOL NAMEツール名。
TOOL DRIVERツールドライバ。
VISION TOOL TYPE検査タイプ(例:Find)。
VISION TOOL CLASS TYPEツールのクラス種類。
TOOL LINK IMAGEツールが検査する対象イメージ。

保存

画面下部の SAVE ボタンで編集したビジョンオブジェクト構成を保存し、RESTORE ボタンで最後に保存した状態へ戻します。フォーム単位の AddSetDelete で項目を整えたうえで、全体の構成を SAVE で確定します。

ドライバ・画面の連携

ここで指定するカメラ・ツールドライバは、Project DriverSystem DriverCamerasVisionTools 項目として登録されたドライバを使用します。つまり、ドライバ自体はドライバ画面で登録し、この画面ではそのドライバを使う検査ツールを構成します。

検査結果は運転画面のビジョン表示コントロールへ出力されます。画面にビジョン結果を配置する方法は View Module を参照してください。

操作の流れ

  1. 左で構成する種類(カメラ・イメージ・ツール)のセクションを選択します。
  2. 右のフォームで名前・ドライバなど必要な値を入力します。
  3. Add で新しい項目を追加するか、既存の項目を選んで Set で適用します。
  4. ツールフォームの TOOL LINK IMAGE で、ツールと検査対象イメージを紐づけます。
  5. 構成を終えたら SAVE で保存します。

関連項目