GUI マニュアル · Chapter 30

Cylinder Editor

Cylinder Editor は、装置の空圧シリンダーを定義するエディタです。シリンダーごとに名前と動作タイプを 決め、前進・後退のソレノイド出力と到達センサー入力を IO 信号にマッピングして、1 行で管理します。進入 経路は Project → Cylinder Editor (Ctrl+Shift+2) です。

画面はシリンダーリストの DataGrid と下部の保存ボタンで構成されます。グリッドの各行が 1 つのシリンダー であり、ここで定義したソレノイド/センサーのマッピングはビルド時にランタイムへ反映され、スクリプトや テスト画面で使用されます。

主な列

各行が 1 つのシリンダーです。基本情報の列は次のとおりです。

説明
Nameシリンダー名です。スクリプトから CYL["名前"] で参照します。
Enable該当シリンダーを使用するかを指定するチェックボックスです。
Descriptionシリンダーの用途に関する説明です。
Type動作方式を指定する CylinderType Enum 選択列です。
GroupNameシリンダーが属するグループ名で、テスト画面のグループタブに使われます。
SubModel機種分岐時に使うサブモデル識別子です。

タイミング・エラー列

動作監視とエラー処理に使う列です。ソレノイド動作後、到達センサーが規定時間内に入らない場合はタイム アウトとして処理されます。

説明
TimeOutA · TimeOutBA 動作・B 動作の完了監視タイムアウトです。
DelayA · DelayBA 動作・B 動作の後に適用する遅延時間です。
ErrorCodeA · ErrorCodeBA 動作・B 動作の失敗時に発生させるエラーコードです。

ソレノイド・センサーのマッピング

シリンダーの出力(ソレノイド)と入力(到達センサー)を IO 信号に接続する列です。A 系列は一方向の動作、 B 系列は反対方向の動作に対応し、各方向ごとに最大 4 チャンネルを設定できます。マッピング済みのセルは 入力・出力の区別に応じて背景色で表示され(IoToBrush 色)、結線状態を一目で確認できます。

列グループ説明
SolIndexA1SolIndexA4A 方向動作のソレノイド出力マッピング(出力 IO)。
SolIndexB1SolIndexB4B 方向動作のソレノイド出力マッピング(出力 IO)。
SensorIndexA1SensorIndexA4A 方向の到達センサー入力マッピング(入力 IO)。
SensorIndexB1SensorIndexB4B 方向の到達センサー入力マッピング(入力 IO)。

ここに入力する値は IO Editor で定義した IO 信号を指します。コンテキストメニューの Change IO ID to Name で ID 表記を名前表記に切り替え、可読性を高められます。

行の編集

グリッドで右クリックすると、行編集用のコンテキストメニューが表示されます。行の追加・複製・移動・削除 に加え、IO マッピング作業を補助する項目が含まれます。

メニュー項目動作
Add Row新しいシリンダー行を追加します。
Duplicate Row選択した行を複製します。
Move Up · Move Down選択した行を上・下に移動します。
Set All This Column選択した列の値を全行に一括適用します。
Search IOマッピングする IO 信号を検索します。
Delete Row選択した行を削除します。
Change IO ID to NameIO ID 表記を名前表記に変換します。

操作の流れ

  1. Project → Cylinder Editor (Ctrl+Shift+2) でエディタを開きます。
  2. コンテキストメニューの Add Row でシリンダー行を追加し、NameDescription を入力します。
  3. TypeCylinderType 値を選び、Enable で使用可否を決めます。
  4. SolIndexSensorIndex 列に IO Editor で定義した出力・入力信号をマッピングします。
  5. 必要に応じて TimeOutA/BDelayA/BErrorCodeA/B で動作監視とエラー処理を設定します。
  6. 下部の SAVE で保存し、定義したシリンダーは Cylinder Test で動作を検証します。

関連項目