GUI マニュアル · Chapter 21
Motor Speed
Motor Speed はモーターごとの速度プロファイルを設定する画面です。画面タイトルは MOTOR SPEED SETUP で、JOG 速度・RUN 速度・加減速など、名前付きの速度セットを軸ごとに定義します。ここで定義した速度セットは、 スクリプトから名前で呼び出してモーターに適用します。進入経路は System → Motor Speed です。
左側のモーターリストで軸を選択すると、右側にその軸の速度入力グリッドが表示されます。値を入力したあと
下部の SAVE で保存し、直前の保存値に戻すには RESTORE を使用します。
主な領域
画面は左側のモーターリスト、右側の速度入力グリッド、下部の保存ボタンで構成されます。
| 領域 | 説明 |
|---|---|
| モーターリスト | 左側の DataGrid。列は No・NAME・DESC で、設定する軸を選択します。 |
| Speed / Acceleration | 右側の入力グリッド。行は HOME・JOG・RUN・START SPD・MAX SPD、列は SPEED (mm/s)・ACC (sec)・DEC (sec) です。 |
| SAVE / RESTORE | 下部のボタン。SAVE で入力値を保存し、RESTORE で直前の値に戻します。 |
HOME・JOG・RUN の行は速度と加速・減速を併せて入力し、START SPD・MAX SPD の行は速度のみ入力します。
パラメーターと速度プロファイルの違い
Motor Param と Motor Editor で扱うモーターパラメーターは、 パルス/単位比率、リミット、原点復帰方式など、軸の物理的・機構的な特性を定義します。一方、この画面の速度 プロファイルは、同じ軸を状況に応じてどれだけ速く動かすかを名前ごとにまとめたものです。
つまりパラメーターは「軸がどう構成されているか」、速度プロファイルは「その軸をいつどの速度で動かすか」を
担います。したがって 1 つの軸につきパラメーターは 1 組ですが、速度プロファイルは HOME・JOG・RUN
など複数のセットを用意し、動作段階ごとに選んで使えます。
スクリプト連携
定義した速度セットは、XScript でモーターオブジェクトの SetSpeed に名前を渡して適用します。
// 運転速度プロファイル(RUN)を該当軸に適用してから移動
MOTOR["M_SpindleT"].SetSpeed("RUN");
MOTOR["M_SpindleT"].MoveAbs(120.0, true);操作の流れ
- System → Motor Speed で画面を開きます。
- 左側のリストで速度を設定する軸を選択します。
- Speed / Acceleration グリッドで
HOME・JOG・RUN・START SPD・MAX SPDの値を入力します。 - 下部の
SAVEで保存します。入力を誤った場合はRESTOREで直前の値に戻します。 - スクリプトで
SetSpeed("RUN")のように名前で呼び出し、動作段階に合わせた速度を適用します。