Database マニュアル · Chapter 4

DB Studio — SQL · Data タブで検証

スクリプトでコードを書く前に、DB Studio の 2 つのタブで接続とデータを直接確認しておくのを推奨します。同じ SQL を 2 回実行して同じ結果が出ることを確認してから、スクリプトに移す流れです。

Solution Explorer
└── Data Editor Pages
    └── Database
        ├── Database Connections   (第 2 章)
        ├── Database Studio        ← 本章
        │   ├── Structure タブ      (第 3 章で見たテーブル / カラムツリー)
        │   ├── SQL タブ            (SQL 自由実行)
        │   └── Data タブ           (行単位の閲覧 / 編集)
        └── Database Events        (第 8 章)

左側ツリーで local 接続を選んだ上でタブを切り替えます。

SQL タブ — 自由実行

上部の入力欄に SQL を書き、[Run] または Ctrl + Enter で実行します。

サンプルプロジェクトでよく使う SQL:

-- 全行数
SELECT COUNT(*) FROM order_history;
 
-- 最近 5 件
SELECT id, order_no, menu_name, result, end_time
FROM   order_history
ORDER  BY id DESC
LIMIT  5;
 
-- 結果別集計
SELECT result, COUNT(*) AS cnt
FROM   order_history
GROUP  BY result;
 
-- エラーのみ
SELECT id, order_no, menu_name, weight_g
FROM   order_history
WHERE  is_error = 1;

スクリプト側の RunSqlSelect / RunSqlScalarInt は、このタブで動く SQL をそのまま受け取ります。ここで通った SQL だけスクリプトに移す習慣 をつけると、デバッグ時間が大きく減ります。

結果エリア

エリア内容
結果グリッドSELECT 結果行 — カラム名・値・ソートを表示
メッセージ / 行数INSERT / UPDATE / DELETE 時の Affected Rows: N
実行時間単純 SQL の応答性確認用

Data タブ — 行単位の閲覧 / 編集

左側ツリーでテーブルを選ぶと、そのテーブルの全行が表として表示されます。必要ならセルを直接編集して即 UPDATE できます。

おすすめの用途:

  • テストデータを 1 〜 2 行ですばやく修正
  • スクリプト結果(例: DB_UpdateSelected 後)が実際に DB に反映されたかを目視確認
  • 空テーブルにデータを入れておき、ViewRun の表示を確認

警告 — 量産 DB に対して Data タブから直接編集すると変更履歴が残りません。量産環境では可能な限りスクリプト(トランザクション + ログ)経由で修正してください。

検証フロー — 推奨順序

  1. Connectionslocal が正常に登録されているか確認(第 2 章)
  2. Structure タブで order_history テーブルが見えるか確認(第 3 章)
  3. SQL タブで上記 4 つのクエリを実行し結果確認
  4. Data タブで 1 〜 2 行修正 → SQL タブの SELECT で反映確認
  5. 空ならば以下を SQL タブで実行して 1 行入れておく:
INSERT INTO order_history(order_no, menu_name, start_time, end_time, weight_g, result, is_error)
VALUES('O0001', 'Americano', '2026-01-01 09:00:00', '2026-01-01 09:00:30', 250, 'Done', 0);

この 5 ステップが終われば、次はスクリプトです。