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QMachineStudio 2024 年 開発成果まとめ

2024 年、QMachineStudio は単なる装置制御ツールから、完成度の高い統合制御プラットフォームへ進化しました。Studio · Core 統合、スクリプトエンジンの安定化、モーション/通信の高度化、UI/UX 改善まで、一年の変化を整理します。

8 · ICT Engineering

2024 年は QMachineStudio が単なる装置制御ツールを超え、「完成度の高い統合制御プラットフォーム」 へと進化した一年でした。機能拡張、パフォーマンス、UX のすべての面で意味のある変化が起きました。

1. Studio と Core の統合 — 構造的進化の起点

2024 年もっとも重要な変化のひとつが、QMachineStudio と XMachineCore のリポジトリ統合です。

  • Studio ↔ Core 間の依存関係問題を解決
  • パッケージ参照・構造の整理
  • 統合アーキテクチャを基盤に長期保守の効率を向上

この作業は将来の拡張性と安定性を見据えた プラットフォーム再整備 の出発点です。

2. スクリプトエンジンとコンパイル安定性の強化

自動化装置制御においてスクリプトの安定性は極めて重要です。

主な改善

  • セミコロンの自動挿入
  • 文字列・中括弧のパースエラー改善
  • コンパイル中の例外処理 の安定化
  • CodeHelper 機能の強化

とくに:

  • スクリプトエラー発生時もシステム動作の安定性を確保
  • コンパイル中はシステム操作を適切に制限

3. モーション制御と通信機能の高度化

モーション制御

  • MoveSearchStop 系関数の構造改善
  • Run/Stop パターン ベースの制御方式を導入
  • モーター状態管理ロジック改善
  • ドライバ接続状態のチェック機能を追加

通信機能

  • TCP/UDP Binary データ処理構造の改善
  • QNet ベースの通信構造改善
  • Slave/Master プロトコル拡張

4. UI / UX とデザイナ機能改善

UI コントロールとデザイナ

  • XDataGridXItemDisplay の性能最適化
  • コントロール拡張(TrackBar、ImageDisplay 等)
  • Property Editor の改善
  • Drag · Click イベント処理の安定化

開発生産性

  • Ctrl+D コピー時に 自動採番
  • データバインディング拡張
  • UI 編集の利便性向上

5. データ処理と性能最適化

主な改善

  • DataGrid とレンダリング性能の改善
  • 文字列処理の高速化(FormatStringFast)
  • データ構造の拡張(ListDictionary など)
  • CPU 使用量の最適化

6. 配備とプロジェクト管理機能の強化

配備

  • プロジェクトが使うドライバだけ を含む最適化された配備
  • 配備の進捗と所要時間表示
  • インストール・パッケージング構造の改善

プロジェクト管理

  • 自動バックアップ機能を追加
  • プロジェクトロード安定性向上
  • バージョン管理機能の改善

7. 安定性と例外処理の強化

主な改善

  • コンパイル中の例外への対応
  • 通信再接続エラーの解消
  • UI イベント衝突の解決
  • ランタイムバグの大量修正

まとめ

2024 年の QMachineStudio は プラットフォームの完成度 を高める方向に進化しました。

要点:

  • 構造統合 → 拡張性の確保
  • スクリプト安定性 → 現場対応力の強化
  • モーション/通信改善 → 制御性能の向上
  • UI/UX 改善 → 開発生産性の向上
  • 配備・管理機能 → 運用効率の向上
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